地域・交通カテゴリと名前を変えた旧交通カテゴリの記事第1弾は、そのカテゴリ名にふさわしいこの内容! 以前ヤフーの記事や、アド街ック天国などでも紹介のあった日暮里・舎人ライナーに私も、今日乗車しました。
この列車は01 日暮里駅から、途中11の駅を通り13 見沼代親水公園駅へと至る9.7㎞の新交通システムの路線です。 同区間の所要時間は約20分で、放射11号(尾久橋通り)の真上を通るようなかたちで建設されました。 この路線が走る足立区東部の谷在家、舎人地区は鉄道駅から遠く、「陸の孤島」とまで呼ばれていた地域で、この地区に鉄道の開通を望む声は実に40年も前からあったとのことです。これがアド街ック天国で取り上げられているのを見て、この地域がこれほどまでに交通の便が悪かったことを初めて知りました。 で、当初は地下鉄としての計画だったのがモノレール、そして新交通システムとして建設というように計画が何度も変わった、という経緯がありました。 01 日暮里駅から乗車してみて、日中でも立ち客が出る程の利用者があるところに、地域住民にとっての40年来の悲願を感じました。 他の鉄道路線との接続は、以下の通りです。 01 日暮里駅でJR山手線、京浜東北線、常磐線、 02 西日暮里駅でJR山手線、京浜東北線、東京メトロ千代田線、 04 熊野前駅で都電荒川線
また、主だった駅では新しいバス路線との連絡もあります。 例えば終点の13 見沼代親水公園駅では、東武バスセントラルにより、竹ノ塚駅ゆきや草加駅ゆきが出ています。
この路線は東京都内発ですが均一制運賃ではありません。ここを出たらすぐに埼玉県に入るからです。成増駅付近の東武バス(あちらは東武バスウェスト)を思い出します。
草加駅ゆきは、下のようなバスが来ていました。コミュニティバスかと思いました。
そして都営バスによる従来からあった日暮里~舎人間のバス路線と、国際興業バスによる安行循環バスが出ています。都営バスのほうはやはり日暮里・舎人ライナーの開業により本数を大きく削減しているとのことです。
日暮里・舎人ライナーは運賃が¥160~¥320で設定されており、従来のバスに比べて運賃が高くなる区間も多々生じますが、日中でも下のように渋滞が発生するような地域なので、渋滞に左右されることなく、定時性に優れていることを考えれば運賃の高い安いの問題ではない、というのが地域住民の偽らざる気持ちなのではないかと思います。
さらに、車内にあったマンションの広告などはみなこぞって 「日暮里・舎人ライナー開業おめでとうございます」 のコピーを載せているくらいで、ここまで地域に待ち望まれた鉄道はあるかというくらいの勢いの歓迎モードでした。 何はともあれ、交通事情が新しい快速電車の勢いで改善するのは住民にとっても地域にとってもとても良いことです。
スポンサーサイト
テーマ:東京23区 - ジャンル:地域情報
|